『昭和史の論点 』学習院大学名誉教授 井上寿一
(欅友会学習会 2026年3月7日 東京経済大学2号館 B301教室)
今回の講演のテーマは、なぜ日本は戦争をしたのか?です、これを「戦争原因論」というのだそうです。戦前、党利党略による政治スキャンダルが続き、政治不信がたかまりました。それに対して、私利私欲に走らず国家のことを考えてくれる存在として、民衆の間で軍部に対する信頼と期待が大きくなったといいます。
これは感想ですが、まことに「政治不信はポピュリズムの温床」ですね。政治への信頼を大きく欠いた時代に生きるのは不幸なことだと、いまわたくし事として強く実感しているところです。
外交・安全保障の面では、戦前の日本の失敗は、ほぼ対中関係の失敗から始まったといいますが、これも現状と相似形ですね。アメリカの孤立主義も同様です。
戦時下の国内の特徴として、「戦争の社会変革作用」という視点が印象的でした。たとえば「贅沢は敵だ」というスローガンは、富裕層に対して向けられたとき、それは民衆にとっての憂さ晴らしにもなります。このように戦争がもたらす社会秩序の混乱は、ある種のルサンチマンの解消にもなりうるということです。今日の格差の拡大が、排外主義にそのはけ口を求めていることと、これも相似といえるでしょう。
連日いやなニュースばかりにさらされているようで辛くなります。ホルムズ海峡が事実上封鎖されたとなると、ぼくたちの生活に戦争が影を落としてくるのはこれからということになりそうです。どのように気持を保ちましょうか。気弱に過ぎるのかな?
今年ももうじき3.11です。
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